福岡市で会社事務所の階段と靴箱の前のワックス剥離です。
ワックスの剥離とは現在、塗ってあるワックスを剥がす作業の事です。
剥がす理由は様々ですがこちらは某会社が定期的にワックスがけをしていたそうですが仕上がりが酷く苦情を言っても改善されなかったので定期を解約したそうです。
訊くとモップで拭いてどこのホームセンターにも置いてあるワックスを1回塗って終わっていたとの事。
当然、バキュームも使って無い。汚れを重ねていくようなもんです。
それだと業者じゃなくても出来るでしょう。
ましてやここは建設会社です。
それ以来、手付かずになってヒールマークが凄い事になっていました。
ワックスは塗れば光るし、光ればキレイになったと思われがちです。
でも今風?は塗り重ねをしないのが主流だと思います。
材質が違うので比較が難しいのですが今ではアパートも新築やリフォームでもフローリングはノンワックスばかりです。
ワックスを掛けない床です。
塗り重ねると剥離をしないといけなくなるし元の柄、デザインも汚くなります。
そして剥離作業の代金も発生してしまいます。
なので当店が定期的に入るワックスがけは毎回少しずつワックスを減らしていくようにしています。
例えば10層のワックスが塗って有れば4層剥がして2層塗る。
すると8層残ります。次回に同じ作業をすれば6層残ります。
繰り返していくと4回目で剥離と同じ様になります。
あくまでもイメージでなので絶対に4回目でとなるとは限りませんが。
こういう作業が定期的に出来れば私達の作業も楽ですし、お客さんは剥離の代金も払わなくて良いし、両者ウィンウィンだと思います。
またワックスも分厚く塗れば光ると思われていますが1回のワックスを分厚く塗るよりも2回に分けて塗った方がレベルが取れるし輝きも増します。
そして今はヒールマークが付きにくいワックスも有りますので。
色々と書いてしまいましたがそういうやり方も有ります。
コチラは一気にすべてのワックスを剥離して2回ワックスを掛けました。