博多区で日立のドレンパン一体型のエアコンクリーニングです。
お客さんにとってドレンパンとは一体、何ぞやですよね。
簡単に説明をしますと冷房をつけると外部にポタポタと水が出てきますよね。
これはフィルターを外すとアルミフィン(熱交換器)を冷やして、そこに送風ファンで風を当てると冷たい風が出てきます。
そのアルミフィンが冷える時の水分が垂れて室内に垂れてこないように水の受け皿があります。
コップの中に冷たい水を入れると空気中の水分がコップの周りに付いて垂れてきます。
これと同じ現象だと思ってください。
そして垂れた水を溜める、流す部品がドレンパンです。
ドレンパンは熱交換器が重なっている部分でもあり、水が貯まったり留まったりするのでカビやヌメリが発生しやすい部品です。
いくら高圧洗浄をしても水圧が届くところではありませんし、外さないとキレイに出来る部分ではありません。
カビなんかが残っていると当然、カビの発生も早くなってしまいます。
真っ黒な汚水が出てきた。ファンが綺麗になったと説明を受けてもドレンパンは汚いままなんです。
ドレンパンもメーカー、機種によって発泡スチロールを使ったり溝を切っていたりと様々です。
分離型は簡単に外せるといっても時間はその分、かかるんですから格安の業者はまず外さないと思った方が良いでしょう。
このドレンパンが各メーカー、各エアコンにより分離できる機種、出来ない機種があるんです。
パナソニック、三菱、コロナのドレンパンは分離型。
日立は分離型(最近の一部機種は一体型)シャープは分離型(昔の機種の一部は一体型)
ダイキンは一体型(昔の機種は分離型も有り)
東芝は一体型(最近の機種の一部は分離型)
富士通は一体型(最近の機種の一部は分離型)
長府は両方
ややこしいですよね。
また誰もそんなの気にして買わないでしょう。
分離型はドレンパンだけ外す事が出来ますが一体型は壁から浮かせて壁にかかっている樹脂本体も外して熱交換器だけの姿にしないとドレンパンは洗えません。
一体型はファンも同時に外れてしまう構造です。
そしてこの日立エアコン。2019年RAS-AC40H2。
ドレンパン一体型です。